hecco kago(かご): lilac × apple green
hecco kago(かご): lilac × apple green
¥28,600
なら 手数料無料で 月々¥9,530から
hecco kago(かご): lilac × apple green
"kago"
いろんな織り方を模索していた時に、偶然ひとつの魅力的な織り模様にたどり着きました。
この織り方から生まれるテクスチャーは、織物なのに編み物のようなフワッとした立体感が印象的で、しかも裏側はスラブ糸の優しく素朴な表情がとても魅力的でした。
私たち織物業者はそういう織物特有の繰り返される織り方を「織組織(おりそしき)」と呼びます。
(英語ではwoven pattern(ウーヴン・パターン)と呼ぶそうです。)
この織組織の魅力を活かした織物ができないかなと考えていくうちに、デザインのテーマは木で編まれた籠(かご)にしようと決まりました。論理的な理由はないのですが、なんとなく二人で話していくうちに自然とそうなりました。いや、これは偶然ではなくてtapiiliさんと出会ったことで「編み籠」が想起させる良いイメージが私たちに強く植え付けられたからなのでは?そんな気がします。
(※tapiiliさん:山梨県で雑貨店を営みつつ、編み籠などを自らの手で作ってらっしゃるご夫婦(しかも素材にしている柳は自ら育てるところから!2023年にフィンラドのフォルッサ・テキスタイルウィークに一緒に参加したことが縁で出会うことができました。)
そんなこんなでいつも通りぼんやりとしたイメージを頼りに、気に入った織組織の魅力を活かせるデザインを探る試作がはじまりました。
織物そのものを新たに生み出すときは、目から入る情報だけでなく、触れた時の情報=風合い、着用時の情報=硬さ・重さ・締めやすさなどを一から探ることになるのでどうしても時間がかかります。
今回は織りあげた後に洗い作業も必要なので、それだけ一回の試作にかかる時間がぐっと増します。
ただ、この「洗い」のおかげで織りがより立体的になり、それぞれの糸もリラックスすることで柔らかな風合いになり、織物が持つ世界観が明確になります。
(3歩進んで2歩下がったつもりが、実は1歩も進んでなかったり、といったような)試行錯誤を繰り返しながら、具体的な立体構造物として完成したのが「kago」です。
kagoではもうひとつの挑戦といいますか、もうひとつのテーマがあります。それが「ビビットなカラーリング」です。
いつもはもっと曖昧な、なんとも形容しがたい色味が多いOLNですが、kagoでは明確に色の意思を出そうと決めていました。
少し元気のでるような色。
一色だけでアクセントになる。
十分に存在感のある織りだからシンプルでも成立する色。
本当にどれもいい色だと思います。
--- 着用時期 ---
浴衣の時期はもちろんですが、単衣、袷(あわせ)、どんな季節に着用しても問題ありません。
合わせやすい着物は浴衣、木綿や麻などの織りでできたもの。
--- お仕立て ---
こちらの商品はお仕立て済みですので、そのままご使用いただけます。
--- お手入れ方法 ---
着用後は陰干しをして汗を飛ばしてあげてください。
ご家庭で洗濯をする時は中性洗剤を使用し、手洗いがおすすめです。
ご自身のお好みで柔軟剤、あるいは洗濯糊を使用し下さい。
もちろん中性洗剤だけでも大丈夫です。
脱水の目安は水滴が少し垂れる程度です。
軽く手で絞るか、洗濯機の脱水機能で1分間が目安です。
※きつく絞ったり、洗濯機で長めの脱水をすると取れないシワが入ることがあります。
完全に乾いたらアイロンのスチーム機能を全開にして当ててください。
当て布をしなくても大丈夫だとは思いますが、念のため、目立たないところでアイロンを試して、テカリが出ないことを確認してから作業することをお勧めします。
アイロンにスチーム機能がない場合は、完全に乾ききる前(少し湿っぽさを感じる程度)にアイロンを当ててください。
--- ---
織物の風合い:フワッとしていて、柔らかい
反物寸法:幅約32㎝ 長さ約400㎝前後
品質:綿80% 麻20%
価格:26,000円+税
"kago"
いろんな織り方を模索していた時に、偶然ひとつの魅力的な織り模様にたどり着きました。
この織り方から生まれるテクスチャーは、織物なのに編み物のようなフワッとした立体感が印象的で、しかも裏側はスラブ糸の優しく素朴な表情がとても魅力的でした。
私たち織物業者はそういう織物特有の繰り返される織り方を「織組織(おりそしき)」と呼びます。
(英語ではwoven pattern(ウーヴン・パターン)と呼ぶそうです。)
この織組織の魅力を活かした織物ができないかなと考えていくうちに、デザインのテーマは木で編まれた籠(かご)にしようと決まりました。論理的な理由はないのですが、なんとなく二人で話していくうちに自然とそうなりました。いや、これは偶然ではなくてtapiiliさんと出会ったことで「編み籠」が想起させる良いイメージが私たちに強く植え付けられたからなのでは?そんな気がします。
(※tapiiliさん:山梨県で雑貨店を営みつつ、編み籠などを自らの手で作ってらっしゃるご夫婦(しかも素材にしている柳は自ら育てるところから!2023年にフィンラドのフォルッサ・テキスタイルウィークに一緒に参加したことが縁で出会うことができました。)
そんなこんなでいつも通りぼんやりとしたイメージを頼りに、気に入った織組織の魅力を活かせるデザインを探る試作がはじまりました。
織物そのものを新たに生み出すときは、目から入る情報だけでなく、触れた時の情報=風合い、着用時の情報=硬さ・重さ・締めやすさなどを一から探ることになるのでどうしても時間がかかります。
今回は織りあげた後に洗い作業も必要なので、それだけ一回の試作にかかる時間がぐっと増します。
ただ、この「洗い」のおかげで織りがより立体的になり、それぞれの糸もリラックスすることで柔らかな風合いになり、織物が持つ世界観が明確になります。
(3歩進んで2歩下がったつもりが、実は1歩も進んでなかったり、といったような)試行錯誤を繰り返しながら、具体的な立体構造物として完成したのが「kago」です。
kagoではもうひとつの挑戦といいますか、もうひとつのテーマがあります。それが「ビビットなカラーリング」です。
いつもはもっと曖昧な、なんとも形容しがたい色味が多いOLNですが、kagoでは明確に色の意思を出そうと決めていました。
少し元気のでるような色。
一色だけでアクセントになる。
十分に存在感のある織りだからシンプルでも成立する色。
本当にどれもいい色だと思います。
--- 着用時期 ---
浴衣の時期はもちろんですが、単衣、袷(あわせ)、どんな季節に着用しても問題ありません。
合わせやすい着物は浴衣、木綿や麻などの織りでできたもの。
--- お仕立て ---
こちらの商品はお仕立て済みですので、そのままご使用いただけます。
--- お手入れ方法 ---
着用後は陰干しをして汗を飛ばしてあげてください。
ご家庭で洗濯をする時は中性洗剤を使用し、手洗いがおすすめです。
ご自身のお好みで柔軟剤、あるいは洗濯糊を使用し下さい。
もちろん中性洗剤だけでも大丈夫です。
脱水の目安は水滴が少し垂れる程度です。
軽く手で絞るか、洗濯機の脱水機能で1分間が目安です。
※きつく絞ったり、洗濯機で長めの脱水をすると取れないシワが入ることがあります。
完全に乾いたらアイロンのスチーム機能を全開にして当ててください。
当て布をしなくても大丈夫だとは思いますが、念のため、目立たないところでアイロンを試して、テカリが出ないことを確認してから作業することをお勧めします。
アイロンにスチーム機能がない場合は、完全に乾ききる前(少し湿っぽさを感じる程度)にアイロンを当ててください。
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織物の風合い:フワッとしていて、柔らかい
反物寸法:幅約32㎝ 長さ約400㎝前後
品質:綿80% 麻20%
価格:26,000円+税